愛知県立成章高校120周年記念式典にて
田原市の愛知県立成章高校が本年度、創立120周年を迎えました。成章高校は明治34年、田原藩の藩校「成章館」を母体とし、田原尋常高等小学校付設の「成章館」として再興されて以来、東三河を代表する学校です。
10月20日、創立120周年記念式典が華山会館レセプションホールでおこなわれ、カラーリングマムが記念すべき式典会場に彩りを添えさせていただきました。
今回のカラーリングマムの染めを担当したのは、自身が成章高校の卒業生でもある、JA愛知みなみ輪菊部会の河合俊幸さん。河合さんはその美しさに魅了され、今年の夏からカラーリングマムを手掛けるようになりました。
染めた菊を地域の様々な場所に贈ると、皆さんが笑顔になり、とても喜んでくれることが嬉しくて、以来カラーリングマムの普及に力を注いでいます。
アレンジは、田原市のフラワーデザイナー「月虹(ゲッコウ)」の山田久美江さんです。「日本では輪菊というと、葬儀や仏花のイメージが強く、日常の暮らしの中で楽しむ人が少ないことをいつも残念に思っており、菊の地位向上を、と長年思い続けてきました。
カラーリングマムの魅力は、その一輪一輪の染まり方の違いや、色のグラデーションの深い味わいです。多くの人にこの美しさを知ってもらいたいと思っています。」と気持ちを込めて語ってくれました。
左から成章高校 青山昌俊校長と河合さん、山田さん
新型コロナウイルスによる非常事態宣言が解除されたとはいえ、まだまだ感染予防対策は徹底され、式典は関係者のみで行われましたが、その模様は生徒やその他の皆さんにはYou Tubeでライブ配信されました。
成章高校関係者の皆様、創立120周年おめでとうございます!
「第15回しみんのひろば」にて
10月17日、田原市サンテパルクパルクのサンテドームで開催された「第15回しみんのひろば」の会場に、同じく河合さんの染めと山田さんのアレンジによるカラーリングマムが展示され、訪れる人達に愉しんでもらえました。
地域にカラーリングマムの美しさがどんどん広がっていることを、JA愛知みなみ輪菊部会も大変嬉しく思います。