新型コロナウィルス感染拡大の影響で開催が危ぶまれた東京オリンピック2020。
今年の夏、無事に開催され様々な競技が行われたオリンピック会場のうち、アーティスティックスイミングの会場に輪菊部会のブルームマムが使用されました。
写真転載元:
KAMON FLOWERGATE 様
(https://www.flowergate.co.jp/news/topics21/topics-0806a.html)
輪菊部会が対応した花材は、カラーリングされたブルームマムと白ブルームマム。
約1,000本以上ものブルームマムは、ピンポンマム・スプレーマム・アナスタシアなど、様々な種類のマムと共に見事にアレンジメントされ、オリンピック会場を華やかに彩りました。
今回のブルームマムは、オレンジとライトイエローで染色を行いました。開花がやや間に合わずご迷惑をかけてしまった部分もありましたが、花き関係者みなさまにご協力いただき、無事に届けることが出来ました。ありがとうございました。
ブルームマムは、ほ場でしっかりと花を咲かせる時間が必要です。その期間中に花が傷んでしまわないよう、1輪1輪、丁寧にネットを掛けていきます。
収穫の際は、花が欠けやすいので細心の注意を払って採花を行いますが、それでも欠けてしまう物もあります。まだまだ、栽培の見直しが必要な部分も多くありますが、輪菊の良さと可能性を最大限に発揮していくため、今後も様々なイベントへの協力を行っていきます。